試作～物流まで | オリジナルパッケージに関する技術ノウハウを生かしお客様の手助けとなるようサービスをご提供します。

「オリジナルパッケージを作りたいけどいくらなの？」

「見積りをください」

最も多いお問い合わせです。パッケージの材質（厚紙）や形状、組み立てた状態で納品の要望もあれば、場所を取らないよう真っ平らな状態で納品してほしいお客様まで要望は様々です。まずはヒアリングさせていただき、お客様の現状と要望をお聞かせください。

「写真で見積りを！」

というお問い合わせがございますが写真だけでは、紙、刷り色数、表面加工やサイズ、ロット等、詳細がわかりません。特に現状からのコストダウンには細かな情報が不可欠です。例として表面加工をご紹介。それぞれメリット、デメリットがあり、コストも上下します。

 現状の製造メーカーより移管されるお客様の場合でも、確認の為ホワイトダミーでサンプル製作させていただきます。問題がある場合は弊社で調整させていただきますのでご安心ください。お客様が気づかなかった無駄を省きコストダウンできた事例もございます。

お見積りをご承認いただければサンプル作成させていただきます。

中に入れる商品をお借りして設計士が採寸を行い、設計とサンプル（試作品）を作成します。サンプルは、0.5mm単位で何度も微調整をしながら最適な形を導き出し、展開図のデータを作成します。展開図のデータが完成したら、サンプル品とあわせてお客様にご確認いただきます。実際に手に取って形状をご確認ください。 設計士による採寸がきちんとできていないと、箱の中で商品が遊び様々な弊害が生まれる原因となります。

発注書の発行をお願いいたします。発注書が発行されないと材料の手配ができないため、とくに納期を急がれるお客様の場合、注意が必要です。プレゼンやコンペ等の段階で企画が没になってしまった場合は、サンプル作成までの費用を請求させていただきます。

お支払い条件は当社の規定に準じ、弊社ひな形の新規取引書類に記入をお願いいたします。

木製抜型とは、木版に製品の展開図通りに溝を切り、刃を組み込んだものです。例えると、クッキーなどのお菓子を作るときに使う、○や☆の形にくり抜く「型」のようなもの。この木製抜型を紙に打ち込む（圧力をかける）ことで、展開図通りに紙を切ることができます。最高で30万回以上も使えるこの抜型は、専門の職人さんが製作します。

色が希望通りの色調に仕上がっているか、お客様に確認していただきます。簡易印刷機で出力した印刷物を提示します。量産に使う印刷機（「本機」といいます）を使って確認されたい方は、オプションにて承ります。

金色や銀色、パステルカラーやビビットカラー等をご希望の場合（これらの色を「特色」といいます）「調色師」とよばれるインクを調色する職人が作り上げたものを使ってご提示します。パッケージ業界の特徴として、特色を多用する点があげられます。そうした特色だけでデザインされたものは、色校正無し、展色のみで進める場合も珍しくありません。

当社では検品作業による箱詰め、梱包作業まで一貫して対応することも可能です。ローラーコンベアーによる流れ作業で効率よく、また徹底したチェックを行いミスの防止に努めています。組み立てや箱詰めなどの細かい作業は、女性スタッフがきめ細やかに作業します。