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食品パッケージ向け用紙4銘柄を徹底比較

「いつも使っている紙が、急に手に入りにくくなった」——そんなご相談が、最近増えています。
原材料価格の高騰や物流事情の変化により、紙製品の価格改定や供給状況の変化が続いています。コストと品質のバランスに優れ長く使われてきた用紙でも、タイミングによっては入手しづらくなるケースが出てきました。
「今までと同じ紙で作りたいが、入手しづらい」「コストを抑えつつ、できるだけ近い仕上がりにしたい」——そんなお悩みにお応えするため、株式会社ゴードーでは参照品を含む用紙4銘柄を実際に印刷して比較してみました。結果をそのままご紹介します。
結論:バランスが良いのは「ABプラス」
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通常タイプの「ABプラス」が、表面の白さ・罫割れのしにくさ・食品用途への対応まで含めてバランスに優れた代替候補です。 嵩高タイプ(アリキンクリーム/アリキンアイディール)は罫割れの可能性があるため、罫や折り加工がある場合は事前のサンプル確認をおすすめします。 |
用紙比較表
参照品と、代替候補となる片面コートアイボリー4銘柄を同条件で印刷・加工して比較しました。
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銘柄 |
タイプ |
表面印刷 |
裏面印刷 |
罫割れ |
食品用途 |
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参照品 |
通常 |
良好 |
良好(グロス感) |
割れなし |
実績あり |
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ABプラス |
通常 |
良好・白い |
スムース調 |
割れなし |
実績あり(FDA適合) |
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アリキンクリーム |
嵩高 |
良好 |
スムース調 |
割れあり |
実績あり |
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アリキンアイディール |
嵩高 |
良好 |
良好(グロス感) |
リスクあり |
不向き(注意) |
※罫割れは嵩高タイプで発生リスクがあります(アリキンクリームは今回のテストで実際に確認)。罫・折り加工がある場合は、事前のサンプル確認をおすすめします。
写真で見る仕上がりの違い
同じデザイン・同じ印刷条件で複数の用紙に印刷し、実際の見え方を比較しました。
表面印刷サンプル(左からアリキンクリーム/アリキンアイディール/参照品/ABプラス)
表面は各銘柄とも良好で大きな差はありませんが、ABプラスは地色の白さが際立ちます。
裏面印刷サンプル(左からアリキンクリーム/アリキンアイディール/参照品/ABプラス)
裏面は銘柄によって質感がはっきり分かれます。参照品・アリキンアイディールはグロス感のある仕上がり、ABプラス・アリキンクリームはファンシーペーパーのスムース版のような仕上がりです。
食品用途で使う場合の注意点
裏面の見栄えが良いアリキンアイディールですが、今回想定している食品直触れ用途には適しません。裏面印刷の質感が良くても食品接触用途に使えるとは限らないため、内容物・接触条件・印刷面・後加工条件を確認した上での選定が必要です。
※参考:ABプラスはアメリカのFDA規格に適合しています。
まとめ:紙選びは、写真だけでは決められない
代替用紙を検討する際は、価格や供給状況だけでなく、商品イメージ・印刷品質・加工適性・安定供給などを総合的に考えることが重要です。今回のテスト条件では、ABプラスが表面の白さ・罫割れの少なさ・食品用途への対応のバランスに優れる候補と考えています。ただし、最終的にどの用紙が最適かは、内容物や加工条件によって変わります。
紙の違いは、正直なところ写真だけでは伝わりきりません。実際に手に取ってこそわかる白さ・厚み・質感があります。
実物サンプル、ご覧いただけます
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今回ご紹介した4銘柄の比較サンプルは、実際に手に取ってご確認いただけます。 「現在使用している用紙に近いものを探したい」「供給状況を考慮しながら品質も維持したい」「コストを抑えつつパッケージの印象は変えたくない」——そんなお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。用途・条件に合わせた用紙選定を、担当者が個別にご提案します。 |
※本評価は印刷・加工条件による結果の一例です。印刷機・インキ・加工条件により見え方は変わります。最終的な適性は、実際の坪量・条件でのサンプル・実機テストでご確認ください。



